Cairo02- Zamalekでの暮らし
ナイル川の中洲、ザマレックの様子。
ナイルの中洲、ザマレック
ナイル川の中洲の北半分をZamalekという。19世紀末から20世紀前半にかけてカイロ市街地の拡大に伴って都市開発が進み、Villaと呼ばれるヨーロピアンスタイルの館やアパートメントが19世紀後半から20世紀前半に多く建設され、貴族や外国人が多く住んだ地区でカイロでは比較的歴史のある地区である。現在はそれらの館は在外公館として使われているケースが多い。
中州に暮らすなんて考えてもみなかったが、ここは中州といっても巨大、カイロの市街地が連続しているような感じだ。橋は計6本架けられ、それぞれ、26th of July Street、xxx Street、xxxstreetに2橋づつカイロからザマレックを経てギザへ繋がっている。
Views from my apartment, Zamalek Cairo (Apr2007) |
住まい付近;フラメンコホテル周辺
通りの名前が記憶できていないのでランドマークに頼っている。目の前にはフラメンコホテルという中級ホテルがあり、この近辺は割合賑やかで便利な場所だ。24時間営業のスーパーマーケットやグローサリー、ファーストフードにカフェ(これらは非常にアメリカナイズされた印象)がかたまっていた。お気に入りのカフェはCILANTROといい、Wi-Fiインターネットが使えた。レストランも多くは無いが外国人には便利だろう。
オペラハウスもあるナイルの中洲 The Cairo Opera House, National Cultural Centre
この中州にはカイロオペラハウスがある。、旧カイロオペラハウスは1970年代に消失、1988年10月に日本政府の無償資金協力によりオープン、設計施工は鹿島建設が担当した。その碑が入り口左側にある。2007年1月、London Royal Philharmonic Orchestraが中東及びアフリカで最初に選択した公演場所である。
メインホールは1300人収容、チケットは直接オペラハウスで購入する。ドレスコード(ネクタイが必要、無い場合はIDと引き換えに貸してくれる。)カメラ持ち込み不可、ホール内には旧オペラハウスなどこれまでの活動を展示したコーナーがある。
オペラハウスだが、バレエやクラッシクコンサートなどほぼ毎日スケジュールが組まれている。
Gezira Sporting Club
1882年設立の伝統あるスポーツクラブ(エジプト最大)がこの中州にある。Khedivial Sporting Club当初は英国陸軍の施設だった。
カフェ in Zamalek
徒歩圏のカフェはCirantro(左)、Costa Cafe(右)、二つともお気に入り。。
歴史ある20世紀初頭に建設されたアパートメント
ザマレックには19世紀末から20世初頭にかけて建設された建築が多く、そのほとんどが現存する。これはカイロの街を見てもわかるように建て替えという概念よりも空いている土地に建物を建設できる余地が多いことも影響している。したがって、市街地は更新されず延々と水平的に広がっていくか、垂直に、屋上の上に小屋を建てる、広がっている。
ザマレックのアパートメントは1920年代、30年代のが目に付いた。現在でもリノベーションして立派な住宅として機能している。
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